人気ブログランキング |

障碍を持つひとの楽しさを支援しています!


by rakudazou

シナモンが家族になりました!! 中村陽子

 桜が散り春風が気持ちよい季節になったd0019913_19433894.jpg424日の日曜日は私にとって記念すべき日となりました。d0019913_19413514.jpg少し肌寒い気候でしたが、久し振りの車の外出でした。羽田から首都高速に乗り横浜新道を下車して原宿の交差点を左折すると40㌔ほどの距離で閑静な緑の中に小さな小鳥屋さんに到着しました


 友人の女性と共に車から降りると横浜市戸塚区の可愛らしいリトルフェアリーの小鳥たちの家は平屋作りで、辺りは自然の緑にあふれてウグイスの声が聞こえリスやハクビシンなども姿を見せるそうです。花々がいっせいに咲いて周辺を囲む竹やぶがあり木々の間には山フジも咲いています。小鳥たちが育つには何よりの環境です。d0019913_2061926.jpgオーナーの飼鳥のオカメインコのマイちゃんは自然の大空を散歩することが大好きな、緑の木々に囲まれた自然のいっぱいのところでした。

 小鳥専門店リトルフェアリーのことは昨年末にネットで知り、インコ類を求めるならこのような専門店にしたいと思って、〈暖かくなったら、小鳥を飼いたいと希望を持っています〉と、Mailを出しました。d0019913_209429.jpgしかし、3月に手術をしたり肺炎になったり気持ちが沈んでいました。年齢のことや身体の進行具合なども考えると、もう、小鳥を飼う自信が持てなく到底無理だと考えていました。d0019913_2011527.jpgとは言え、心はとても寂しく過ごし私はペットロスに落ち込んでいました。


 しかし、いつまでも悩んでいても始まらないと、これまで懸命に生きて来た現実があるなら最後まで悔いの残らない素直な気持ちで生き抜きたい
!!と思いました。その気持ちをより後押ししてくれたのは周囲の理解と身近で世話になっている人々や同行の女性が〈飼えなくなった時には引き取りますから、小鳥を飼いましょう〉と励ましてくれたことで、私の希望と生る勇気が蘇りました。

d0019913_2014894.jpg

 417日の日曜日、目の前で突然に電話が鳴り、オーナーの方からで「いろいろな元気な雛鳥がいますので待っていますよ」と、私が車イスであることを分かりながら親切な電話を受けて出掛ける決心が出来ました。 
http://ameblo.jp/little-fairy-kotori 

当日、リトルフェアリーの玄関の入り口まで親切にいろんな個体のインコ類をゲージのまま持って来て見せていただき説明もしてもらいました。d0019913_2019137.jpg色鮮やかな小鳥たち、私が飼った経験のある小鳥を見せてもらいこんなにやさしい贅沢な選択はこれまでにありませんでした。d0019913_2017878.jpg

 あれこれと想像をふくらまして訪れて、いくつかの小鳥たちを見て〈この子だ!!〉と目に止まったオカメインコのその雛はシナモンと言う種類で、つぶらな黒目で全体はグレーでくちばしから先は少し黄色く、頭の冠はグレーで特徴のあるほっぺは丸いほのかな朱色で羽の外側には白と長い尾の外側には黄色い尾羽が見えて地味にも見えていました。何故か、とても愛らしく初めから心をとらえていました。d0019913_2015548.jpg出来れば雄の雛を希望していましたが、性別は6ケ月経過しないと分からないとの事でした。そして、思案していた名前もそのままシナモンと決めて我が家の小鳥となりました。d0019913_16521056.jpg


 シナモンを迎えてから今日までの短い間で、成長する過程はシナモンを中心の日々となり私の心も穏やかになりました。シナモンは日増しに毛並も変化し個体もしっかりして個性もハッキリとしてきました。訪れて数日で高く飛ぶようにもなりました。最初の半月ほどはお腹を空かすと雛特有の鳴き声で餌を与えるまで耳元でジィジィと鳴き叫び自己主張して、さし餌ですごい勢いて食べてはくちばしの周りから胸元まで餌だらけにして、食後はティシュできれいにしています。d0019913_1655025.jpg腹時計が訪れる度にまた、鳴き出し自分で食べられるようになってもさし餌がほしいとシナモンはねだり甘えています。次第に足元には大人になるための過程の蒔き撒き餌や小松菜を食べられるようになり欲しがるとさし餌と交互に与えています。もう、すでに餌箱からもしつかりと食べられるようになり、水も胸元を濡らしながら飲むようにもなりました。一人前の小鳥になったか?ように(シナちゃーん)と呼ぶとゲージの入り口にピョーンと来ては胸元に指先を差し出すと上手に手に乗って来るようになりました。d0019913_16562139.jpgシナモンは頭や顔の周り背中などを優しく撫でると目を細めて小さな声で呟いているうちに安心したように寝てしまいます。お腹が空いた?とか、少しでも私が姿を見せないと大きな声で騒ぎ性格がハッキリしいるようです。訪れる人々にも〈シナちゃん〉と呼ばれるたびに元気で〈ピィ〉と応えています。よく遊んでいるので気を許すとすでに私の麦わら帽子に穴を空けられてしまいました。シナモンは性別はどちらでも構わないと思っています。d0019913_16582014.jpg


 オカメインコをさし餌から育てるのは初めての経験で毎日ドキドキとした気持ちでシナモンの成長を楽しみにしています。出かける時でもシナモンが待っていると思うと早くに帰るようになりました。雛の餌から成鳥の餌に切り替え時期を無事に過ごしシナモンが成鳥になってくれるように見守っています。シナモンが元気で過ごすことは1日1日が現状維持して過ごせる証で、そんな心穏やかな日々をとても感謝しています。私が継続出来るあらゆる努力はシナモンと1日でも長く生活したいと思う願いそのものでいます。

d0019913_171983.jpg


d0019913_1715129.jpg

d0019913_1714437.jpg

by rakudazou | 2016-05-05 07:23 | 《エッセイ》中村陽子