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by rakudazou

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                 最近、何かと話題の介護犬。
             テレビや新聞などで見ることはあっても、
       まだまだ珍しいというのが本当のところではないでしょうか。
      今回のインタビューは介護犬ボンゾーと暮らす田中安子さん。

                 都内某の田中さん宅では、
                 玄関のベルを鳴らすと
                 ボンゾー君が出迎えてくれました。

                                     聞き手:中村陽子(らくだぞう)

★サンフランシスコ生まれのボンゾー。野良犬として捕獲されて、あと1日で処分されるところだったのです。★

中村: 玄関のドアが自動的に開いたのは、田中さんが何かしたんですか?
田中: あれはボンゾーの仕事のひとつなんですよ。
中村: え? いったいどうやって?
田中: ドアの近くにボタンがあって、そこを押すとドアが開くしくみになってるんですよ。ボン
     ゾーはそのボタンを鼻で押すだけでドアが開く仕組みなんです。
中村: へー。すごいですね。そんなことも全部教えることができるの?
田中: 根気よく、教えるとできるようになるんですよ。
中村: ところで、ボンゾー君って何才なんですか?
田中: あとちょっとで2才です。ちょうどここに来てからは1年くらいしか経ってないかな・・・・・・
中村: というと?
田中: 1年ほど前にこちらに来るまえ、実はボンゾーはアメリカにいたんですよ。サンフラン
     シスコで街をふらふらしていたんです。
中村: え! どうしてまた?
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田中: サンフランシスコで野良犬として捕獲されて、あと一日
     で処分されるというところで、現地の介護犬トレーナーが見つけて
     スカウトしたらしいんですよ。
中村: それはすごい幸運ですね。ボンゾー君にとっても田中
     さんにとっても。でも、他に捕獲されたたくさんの犬が
     いるなかで、どうしてボンゾー君が目に留まったのかし
     ら?
田中: トレーナーさんに言わせると、介助犬になる/なれる犬には向き不向きがあって、ボ
     ンゾーにはそういう資質みたいなものがあったみたいですね。それで、スカウトしてか
     らトレーニングにトレーニングを重ねて・・・
中村: 向こうで介助犬としてトレーニングしたんですか?
田中: そうです。なので、ボンゾーという名前も向こうでつけられたんですよ。
中村: でも、サンフランシスコから日本に来たの? トレーナーのひとの訓練が厳しくて、日
     本行きの船に乗り込んだとか。「僕は自由を愛する」とか思って(笑)
田中: (笑)トレーニングは褒めることを軸としたものだったらしいですが、ちょうど向こうのト
     レーニングセンターの犬がいっぱいになっていたところに、ボンゾー君の訓練をしたト
     レーナーの知りあいが東京から来ていて。それで、そのひとに譲ったということです。
中村: じゃあ、その人と一緒に日本に来たということですか?
田中: そうです。それで、その人がたまたま私の知り合いのひとで。
中村: 田中さんが譲ってもらったんですね。
田中: 譲ってもらった・・・・・・というのは正しい言い方ではないかもしれませんが、それで今こ
     こにボンゾーがいるわけです。
by rakudazou | 2002-07-21 14:34 | インタビュー