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by rakudazou

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近代化が進むプサン030.gif 
 船で下関からプサンに入った時から23年が過ぎた。この23年間に、急速に豊かな都市となった。以前は、行商が数km渡って並んでいた。生きていくのが必死で、あくせくとした人々が走りまわって商売をしていた。車の警笛は鳴り響き、裸足でお金を求める少年が店を回っていた。
今や、豊かな町になり埋め立てた平地が広がり高速道路が走り、地下鉄も2線走り、どこに行くにも便利になってゆったりとした町になった。店は美しく飾られ、余裕のある商売をしている。海鮮品から高級ハンドバックまで、女性がショッピングを楽しめる場所となった。d0019913_1240819.jpg
伝統的な踊り、アカスリ、エステ、高級品ショッピングなど楽しいところである。
食欲、物欲、あらゆる欲望を満たしてくれる港町であった。これほどまでに急速に近代化した所は地上でも稀である。世界一の橋(7.2km)ができ、ビルが増え新車が走っている。
今回、24時間にも満たない、わずか19時間という短い時間であったが、若者と交流ができた。帰りに下痢で飛行機から降りて、すぐにトイレに行った以外は、ハップニングは無かった。

すべて人力で介助 012.gif 
 ガイドのリーさん(国会議員の田中真紀子に顔も話し方もそっくり)に追い立てられるようにして、飛行場から専用バスでヘウンダイ(海雲台)へ行った。大陸に来たと言う感じを、日本の川と比較できないほど川幅の広い「洛東江」を越えるとプサン市内である。高速道路の左右に建設工事が見られ、活発な経済状況を感じた。ヘウンダイは弓型の美しい海岸で、夏は各地からの海水浴客でにぎわう。 免税店正面2段をボランティアで持上げてもらった。後で、脇にスロープがあるのに気がついた。何事も初めての添乗員とガイドなので、すべては人力であった。歩道の反対側にはバリアフリーな「パラダイスビーチホテル」があり、パステル調ピンクで統一されてあった。
民族服チマチョゴリを着たエレベーターガールの案内で、2階のカジノへ。少しギャンブルをやって、儲からないまま、ホテルの前の海岸を散歩。カモメが飛び船が行き、のどかな散歩であった。(ゆったりとしたい場合は、プサンから30分のヘウンダイ、お勧め。カジノも露天風呂温泉もある)
その後、市内を通って、「コモドホテル」到着。坂の上にある高級ホテルで、竜宮城のような建物であった。緑と朱で染まった、韓国古来の建築様式で外から見ると「奇抜」な感じであった。(ちょっと泊まるのが恥ずかしかった)場所は町の中心でタワーの隣、入口はゆるやかな階段で、ホテル職員が手伝ってくれた。電動車イスでなくて良かった。
釜の形をした「プサン港」が眼下に広がり、夜景が美しかった。クリスマスツリーのように光が町中に輝いていた。  

韓国最大の国際市場019.gif
 各自、部屋に荷物をおいて、坂を下って、国際市場を見学した。途中で、お好み焼きのような「ちぢみ」を食べ、「ゆず湯」を飲んだ。ここは、すべての店の看板に「ナンバー」が記されてあるので、韓国最大の国際市場でありながら迷子にならない。
道も碁盤の様に、縦横に並んでいる。1軒1軒も昔と違って、立派になって、品物も高級感があった。特に、安くて丈夫な「メガネ」は有名で、専門の人が検眼もしっかりとやってくれる。「本当に、豊かになったなぁ」と感じた。映画館、食堂、店、ゲームセンター、コンビニ、あらゆる店があった。話しながら歩いて行く女子高校生も異常なほど元気であった。
南浦洞駅まで大きな道路に沿って歩いたが、反対側に渡る信号がどこにも無かった。すべて、地下道であった。韓国の地下鉄駅には、ギラベンダー(階段昇降機)が付いているので、それを動かして、地下を通り抜けようとしたが、「故障」であった。結局、人力で深い地下道を通り、反対側に出た。反対側のギラベンダーは動いたが、人力のほうが早かった。

チャガルチ市場 005.gif
 そこは、海岸の水産市場「チャガルチ市場」。もう暗い5時であったが、まだ、あちこちで魚を売っていた。クジラを皆で食べて、散歩を満喫した。その後、店で海鮮料理とアルコール。このあたりから、私(勝矢)の腹はぐずぐず言い出した。トホホ…
次の日、ホテルからのプサン港の景色は、いつまで見ていても飽きなかった。プサン湾が南東に向いているので、荘厳な朝の太陽が上り、北帰行の雁の編隊が、美しいV字を画いて飛んで行くのを、ホテルの窓からじっと見続けた。あぁ、日本と韓国はこうして密接につながっているのだ。お互いに仲良くしなくてはいけないと、雁を見ながら、繰り返し繰り返し心の中でつぶやいた。
7:40分、専用バスに乗りホテルを出た。途中、キムチ店に寄って飛行場へ。ボランティアの若者がバスの乗り降りから、階段の上げ下げ、トイレ・入浴まで手伝ってくれた。
飛行場のギラベンターも、駅のギラベンターも壊れていて、ハードの部分はお粗末であったが、通りかかりの人も気軽に手を貸してくれた。
アジア諸国では、ハード面に力を入れても、故障したままになっている場所も多い。ハードを充実するには、ソフト面の運動、特に障害者の主体的な社会参加が必要と感じた。アジア諸国のソフト面の充実をしていかなくてはと感じた。


旅行日程 058.gif
 平成15年12月2日~3日 火・水曜日
添乗員1名 ボランティア男4名・女3名 手動車イス障害者5名 合計:参加者14名
2004年12月2日(火)
 7:15 成田空港第一ターミナル集合
 9:45  大韓航空KE716便にてプサンへ
12:10  プサン金海空港到着
専用バスでヘウンダイ(海雲台)へ。
午後 ショッピング・カジノ、海岸散歩
コモドホテル到着
韓国最大の国際市場・水産市場チャガルチ市場見学。
18:00頃 バスで移動。夕食・海鮮鍋
2月3日(水)
 7:40  ホテル出発(途中キムチ店で買物)
10:45  大韓航空KE713便にて成田へ
12:40  成田空港到着
車イス障害者 35,640円 一般人 32,640円 学生 22,640円
(成田空港使用料、航空保険料を含む)
by rakudazou | 2004-02-17 10:13