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by rakudazou

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富士スピードウェイ 
 冬晴れの土曜日、朝早くから近くの環状8号線を走り東京インターから久しぶりに東名を走った。途中、雪で真っ白な富士山がきれいに見えた。海老名サービスエリアで軽いモーニングをして、御殿場インターを下車、目的は初めて行くのだが静岡県須走にある富士スピードウェイ、昔はニッサンのものだったらしいけど今はトヨタの所有、中に入ったがとにかく広くて、いろんなコースや起伏が有り、仲間のいるコースを探すだけでも大変だった。静かな大空にあのエンジンを吹かす爆音が響き渡り、ハンディキャップドライバーフェスチバル2008という、毎年12月の初めに、12月9日の「障害者の日」を記念して、このスピードウェイのパドリック本コースを借り、ハンディキャップドライバー日本一決定戦のコンペティィブなモータースポーツとした本格的なイベントである。モーターファンの身障ドライバーたちが関東、東海地方中心に遠くは福山ナンバーや西の地方から参加した車もあった。
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主催者の趣旨 
 
今回は初の試みとなる、地球温暖化防止のための002削減へのアブローチとした。身障者として、車という移動手段は日常生活においては無くてはならない存在である。健常者のように、002削減のために車の利用を止める訳にはいかない。そこで、将来的に電気自動車が私たちの日常の足として実現化するまでの間、積極的に002削減に取り組もう!という趣旨でこのイベントを行うことになった。これからも身障者自動車活用の促進と身障者モータースポーツの推進、そして、同じような境遇で現に苦しんでいる皆さんに夢と希望を与えられるように開催しますという主催者代表のあいさつであった。

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車の性能より乗る人の心
 
 

 
 車の性能より乗る人の心この競技はみんなハンディを持っているが普段は仕事を持つ普通の人々だが、この時だけはみんなプロドライバーみたいに大ハリキリで自らの愛車で参加、8時前から30台のゼッケンを取り付けられた車両が集まるとは公式なみである。参加受付、公式車検、ミーティング、そして、ヘルメットと四点安全ベルトをして、初めはフリー走行で排気量別でクラス分けされ、障害の重い軽いのには関係なく、あくまでも排気量別で分けられて、フリー走行と競技用に作られたチャレンジクラスとエキスパートコースで技能と安全で速さを競う内容のイベントである。最終は2つのクラスに分けての決勝戦競技を行い優勝者を選出するのだ。d0019913_19301324.jpg
日頃、普段の道路でのストレスを吹き飛ばすように、スピードを出しすぎてコース上でクラッシュする車もあり、コースからなどはみ出す車などが続出し、観戦していると性能の高い車が早い訳でもなく、自分の運転に自信を持ち過ぎている人のほうがミスも多いようだ。車の性能より練習の段階で話をよく聞き、いろんな難所の操作の仕方などを専門の人や経験者に意見を尋ねて理解した上で、冷静に競技に望んだ人のほうが結果は良いようである。乗る車の性能と自分の性格と障害をよく知る技能が優先される。d0019913_19305319.jpg
昨年もスズキワゴンR車の選手が優勝し、今年は三菱ランサーで、スポーツカーやポルシェなどに乗っている選手より優勝した。今回参加した選手にはA級ライセンスがもらえるそうだ。7割近くの人が車イスで障害的には重度な人々である。来年は春から4回、このような開催がされるようであるが、日常の安全運転のためにも、今後も多くの人が参加してほしいと思う。
by rakudazou | 2008-12-09 19:31 | 《エッセイ》中村陽子